

食品リサイクルの重要な取り組みを学ぶ
公明党愛知県議団では6月9日、資源の有効活用を促進する取り組みについて調査するため、愛知県と名古屋市などが設立した財団法人「魚アラ処理公社」(弥富市)を視察しました。
同公社は、魚の卸売りや小売業などから運ばれる魚のあらを適正に分離・乾燥して再資源化を進める法人です。敷地内の処理工場で、家畜の飼料の原料となる魚粉や、燃料として使用できる魚油などを作り出し、注目を集めています。

当日は同公社の職員より「あらの約50%が再利用できる。資源化がごみの減量化や生活環境の保全にもつながる」との説明を受けました。
「継続したリサイクルは環境保護に不可欠。捨てればごみになるものでも、活用すれば資源にできる取り組みをさらに拡大したい」との意見が出ました。

県民から寄せられた多様な意見を代弁する
2008年5月12日、公明党愛知県議員団では長寿医療制度に関する緊急要望を提出しました。県議団は制度の骨格は維持すべき立場で、下記の2点を要望しました。
@保険料負担が増えた低所得者の現状把握や財政的支援などを含めた各種施策の検討。
A被保険者の不安解消に向けての国との調整や要請活動

要望に対して神田知事は「よりよい制度への見直しにつながるよう努力したい」と述べました。

愛知県の農業を支える研究開発の拠点
2008年5月12日午後、公明党愛知県議員団で愛知県長久手町にある愛知県農業総合試験場を視察しました。
私は昨年の12月議会の代表質問で、農業の担い手問題では、ITを活用した農業など未来に夢のある収益の上がる農業の創造を質問し、神田知事からも愛知県のものづくりの技術を生かした「農工連携」型の農業の事業を実施したい旨の答弁がありました。

今回、本年度実施している園芸分野におけるインテリジェントハウスの開発と実証を行う現場の視察をしました。成功事例として全国に情報発信できるように見守って生きたいと思います。